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北上川サイクリング(ゴール編)
なんとか、石巻にある旧北上川河口までたどり着きました。時刻はすでに3時半。残り時間を考えるとゆっくり休んでいる暇はありませんので、すぐに出発しました。
しかし、あせってルートをよく確認せずに走り出したのはいけませんでした。巨大な日本製紙の工場を遠回りに迂回した上、石巻港の埠頭の先端めがけて走ってしまい、1km程度の距離を進むのに10分以上かかってしまいました。
ところで、石巻港は漁港だと勝手に思っていたのですが、周りを見渡すと、大きなプラントから白煙が立ちのぼり、港には、タンカーや貨物船が入港しています。後で調べてみると、石巻港は「重要港湾」というのに指定されていて、国が定めた、産業政策上重要な海上輸送網の拠点なのだそうです。

さて、気を取り直して松島方面へ向かいます。しかし、港湾地帯を抜けるころには4時をまわってしまい、本格的に夕闇が迫ってきました。気持ちはあせるばかりですが、今度は道を間違えないように慎重に進みます。そして、東松島市に入ったところで、少し内陸に入って国道45号線を走るか、海岸線に平行する北上運河沿いを走るか選択を迫られました。安全パイは国道を走ることです。北上運河沿いを走れそうなことは、事前のルート検討でなんとなく調べてはいたのですが、最終的に松島方面に抜けられるのかどうかまではきちんと確認していませんでした。手持ちの地図では、縮尺の関係でその辺りはっきりしませんでしたし、Vistaの地図には、今目の前にある道すらきちんと表示されていないような状態でした。しばらく悩みましたが、北上運河沿いの道路から何台も車が走ってくるので、この車は松島方面から抜けてくるのだろうと判断し、運河沿いの道を進むことにしました。
運河沿いの道は快適でした。ほぼ直線で交通量も多くなく、一帯が公園になっていて、さほど広くはありませんが車道に並行してサイクリングロードまであります。時間的余裕があれば、このサイクリングロードを走っても良かったのですが、今回は、車道を飛ばすことにします。相変わらず、ぽつぽつと車が対向して来ますので、このまま行けば松島方面へ抜けれらるという判断は間違っていないと思っていました。
そして、先ほどの分岐点から5km程度走った辺りでしょうか、突然、公園の駐車場が現れ、そこで車道が終わってしまいました・・・。
先ほどの分岐点まで引き返すしかないのかと一瞬思いましたが、サイクリングロードだけは、まだ先の方まで続いていましたので、賭けてみることにしました。すでにあたりは薄暗くなり始めており、林に囲まれたサイクリングロードを走るのは気が乗りませんがとにかく進めるだけ進むことにしました。
もはや人影は見当たりません。走っても走っても、サイクリングロードはただただ真っ直ぐに伸びているだけで、この先行き止まりになるのか、どうなのか、全くわかりませんでした。サイクリングロードは運河の海側の岸にあるので、せめて対岸に渡ることができれば、田んぼの畦道でもなんでも通って国道の方へいけると思ったのですが、橋すらありません。このまま、運河が鳴瀬川に突き当ってしまえば、今来た道を引き返すことになります。
ほとんどあきらめかけたころ、運河と鳴瀬川の合流ポイントの直前に、対岸へ渡る橋が現れました。どうやら鳴瀬川沿いを上っていけば、松島方面へ抜けられそうです。ほっと一安心です。

しかし、安心したのもつかの間、とうとう・・・


日没です。
ここまでとてもあせっていたので、サイクリングロードなどの写真は全く撮れてません・・・。
帰宅後色々と調べてみたら、ここに、すこしだけ紹介がありました。どうやらこのサイクリングロードは、松島方面まで延びる自転車道の一部だったようです。

Google Eathで、今回のトラックログの北上運河付近を拡大表示してみました。


下の写真は鳴瀬川の河口です。向こう側に松島の島々が見えています。


そして、少し鳴瀬川を上流に移動したところで撮った写真。

自転車専用道です。時間に余裕があれば、本当に快適な道なのですが・・・。

この時点で、走行距離160kmを超えました。センチュリーライドです。
まだ残りは10km以上ありそうです。明るいうちに到着するのはほぼ不可能となりました。今回ヘッドライトはもって来ませんでしたが、点滅するテールライトはシートポストに取り付けっぱなしでしたので、スイッチを入れました。ここからは、交通量の多い国道45号線を走ります。この国道は道幅もそれほど広くなく、大型トラックがたくさん通ります。しかも、徐々に暗闇が迫り、最悪の状況となってしまいました。さらに、松島に着くまでは途中にちょっとした峠を越えていかなければなりません。

峠に差し掛かったころには、完全に真っ暗になりました。最後の力を振り絞って何とか峠を越え、松島北インターチェンジまで来ました。交差点を左折すれば松島の市街地です。JR松島駅が見えました。最後の最後で、ホテルの場所がわからず少しうろうろしていましたが、何とかホテルに到着しました。
時刻は5時半。水沢を出発してからの走行距離は177kmとなりました。

早々に自転車を輪行バッグに収納し、温泉で汗を洗い流しました。
そして、夕食。前日我慢した分、この日のビールは格別でした。

今回は、初めての輪行、寒い季節のウェアの選択、160km超の走行が可能だったこと、など、とても意義深いサイクリングでした。

dst; 177km
av; 22.4km/h
mx; 50.1km/h
tm; 7:54'05

行程です。(Forerunner 305)


カシミールの地図上ではこのように。


よくこんなに走ってきたもんです。

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| weatherman | 23:34 | comments(6) | trackbacks(0) |
Comment
東北ツーリングお疲れ様です。いいっすね、東北!

私も友人の結婚式で熊本の実家へ帰っていたのですが、自転車を持っていくアイデアは全然考えていませんでした。

熊本にはサイクルトレイン「あそ1962」という電車が走っていますよ。熊本はどうですか?
Posted by: モミアミモ |at: 2006/11/03 8:46 AM
モミアミモさんこんばんは。
紅葉の始まった東北。最高でしたよ。輪行は何かと苦労しますが、その分楽しみも大きいです。

熊本ですか?実は来月仕事で行く予定があるのですが・・・。心が揺れ始めてしまいました・・・。
Posted by: weatherman |at: 2006/11/04 12:30 AM
北上川サイクリング全編読ませていただきました、とっても役に立つと思っています。実に私は10月3日に友達と「仙台空港から盛岡まで」自転車で行く約束があったわけで、北上川サイクリングルートが必要ですが、教えていただけるでしょうか。どうぞ宜しくお願いします。
Posted by: 江維民 |at: 2012/08/29 11:32 AM
江さん、
ルートラボのデータを作成しました。こちらです。
http://yahoo.jp/fF9mWO
空港から松島までは、国道4号および45号を使い、水沢江刺から盛岡までも国道4号か、北上川の東側の県道を北上すれば、さほど、迷わずに行けると思います。ただ、自分が行ったのは震災前でしたので、現在、通れなくなっているところが結構ある可能性があります。特に、鳴瀬川から石巻にいたる、北上運河の道は、津波で完全にやられていると思われます。
お気をつけて。
Posted by: weatherman |at: 2012/09/02 6:27 PM
こんばんは。ルートラボのデータをいただきありがとうございました。
残念でしたが、結局私は85歳父の付き添いで盛岡へ行ってきました。でも、来年に必ず走ってみようと思っております。
もし台湾にお越しになることがあればぜひご案内させてもらいます。本当にありがとうございました。
Posted by: 江維民 |at: 2012/12/01 10:46 PM
江さん、
また、来年是非お越しください。
北上川沿いの道は、本当にゆったりしていた気持ちよいですよ!
自分は、いつか「太魯閣ヒルクライム」に行きたいと思っています。そのときには、よろしくお願いします!
Posted by: weatherman |at: 2012/12/02 5:40 PM








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